会計士としてのスキルを評価され、希望年収より300万円UPのオファーを獲得
監査法人から事業会社経理、更なるキャリアアップを希望されて転職
- 年 齢
- 30代後半 / 男性
- 年 収
- 800万円 → 1100万円
経理は企業運営に必要不可欠な部署であるため、比較的採用枠が多いです。
とはいうものの、経理の転職を成功させるためには、しっかりと転職活動の準備に力を入れる必要があります。
そこでおすすめなのが、経理に強い転職エージェントの活用です。
本記事では、経理の転職に強いおすすめの転職エージェント11社を評判と合わせて紹介します。
利用メリットや注意点、経理の転職で後悔しないためのポイントの解説や経理職におすすめの求人例も紹介しているので、経理の転職を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
経理の転職に強い
転職エージェント3選
サービス名 | 特徴 | 公式サイト |
---|---|---|
BEET-AGENT |
【無料】経理の転職支援に強い、経理特化の転職エージェント。 |
公式 |
Hi-Standard |
公認会計士資格を活かした、経理職への転職に定評がある。 |
公式 |
MS Agent |
管理部門特化の老舗転職エージェント。 |
公式 |
目次
早速、経理の転職に強くておすすめの転職エージェントを11社をご紹介します。
公式サイト:https://beet-agent.com/
『BEET-AGENT』は、管理部門特化型の経理に強い転職エージェントです。大手からベンチャー企業まで、幅広い企業規模の経理職求人を取り扱っています。
経理職に特化した専任のキャリアアドバイザーに無料で相談できることに加え、面接対策、職歴書の添削など、求職者1人ひとりに向き合った転職支援に強みです。
大手エージェントのように求人数自体はさほど多くないですが、非公開求人も数多く取り扱っているため、良質な求人に出会って手堅いサポートを受けながら転職活動をしたい人におすすめです。
求職者と必ず面談をおこなったうえで求人提案をするため、求人のミスマッチが少なく、転職活動に無駄が生まれません。
BEET-AGENTは、経理の実務経験があってスキルアップや年収アップを希望して、首都圏で転職活動をおこなう人に向いています。また、自分の転職活動の方向性に自信がない、自分の作った応募書類が正しいのか不安、面接が苦手で事前に対策をおこないたい方も利用することがおすすめです。BEET-AGENTでは、キャリアアドバイザーによるキャリア相談や書類添削、面接対策サービスがあります。
BEET-AGENTの評判は、以下が挙げられています。
上場企業 経理部門内定|31歳 男性
転職に限らず現職での悩みや不安まで、担当アドバイザーの方が親身になってお話を聞いてくださいました。お話しし過ぎて、夜遅くまでお付き合いいただくこともありました(笑)
相談しながら、「この方に自分の転職活動を任せたい」と強く思いました。
今後もキャリアに悩んだときや友人が悩んでいるときには、ご相談しようと思います。
上場子会社 経理部門内定|30歳 女性
担当の方がとてもフランクで、かつ求職者を支援したい気持ちが強く表れていました。素敵なコミュニケーション力をお持ちでした。
気を張って転職活動をしていましたが、エージェントの方をお話しすることで息抜きやリラックスになるとは思いもしませんでした。
お話ししていて楽しく、安心して転職活動ができましたし、今後も何かあったらご相談したいと思っています。
メーカー 経理部門内定|29歳 女性
休職しているなかでの転職活動ということで、かなり難航していました。
BEET-AGENTに登録する前に、他社エージェントも利用していましたが、全く選考を通過できませんでした。
最終的に内定をもらい無事入社できたのは、担当の方のきめ細やかなサポートのおかげです!不安や悩みをたくさん聞いていただき、たくさんの助言をありがとうございました。
友人で転職を考えている人がいたら、絶対BEET-AGENTを勧めます。
公式サイト:https://hi-standard.pro/cpa/
ハイスタ会計士は、公認会計士とUSCPA、試験合格者に特化した転職エージェントです。
これの資格を活かして、事業会社の経理部門へ転職したい方に向いています。
求職者と求人企業の担当が同じである両手型のサポートなので、ミスマッチの少ない転職を実現できます。
多数の応募者が想定される質の高い事業会社の求人を保有しているため、公認会計士が事業会社の経理に転職したい場合に向いています。丁寧なキャリアカウンセリングをもとに最適な求人を紹介してもらえます。
会計士資格を保有していて、事業会社の経理部門に転職するべきなのか、監査法人・会計事務所に転職して専門分野でスキルを極めていくのか迷っている人はハイスタ会計士に相談してみるのがおすすめです。
公認会計士の転職支援をおこなっているということで登録しました。公認会計士としての経験を無駄にしない、事業会社の経理部門への転職を希望していたのですが、なかなか良いところが見つからず転職活動に苦戦していたところ、ハイスタ会計士に出会いました。担当してくれたアドバイザーの方が親身になってサポートしてくれたので、納得いく転職先を見つけることができました。
引用:大手転職サイト
MS Agentは、経理や人事などの管理部門求人を中心に取り扱っており、2024年5月現在で26,000名以上のサポート実績がある転職エージェントです。
求人検索時は「希望の企業管理部門」や「保有資格」で探せるため、自身のスキルに最適な求人と出会えます。
また、転職エージェントとしてサポートを提供しており、管理部門に特化したキャリアアドバイザーがマッチングを助けてくれます。
そのため、自身でも求人を探しつつ、サポートを受けながら転職活動を実施したい方には最適です。
首都圏のみならず、関西や関東エリアの経理求人を探している方に向いています。随時セミナーや相談会が開催されているので、転職自体に迷っている方はそれらを活用しましょう。
安心して長期的に働ける環境を希望。ワークライフバランスとキャリアを両立出来る企業に転職成功。
日商簿記2級合格を機に経理に転身を希望。登録から一週間で教育体制の整った上場企業へ転職成功。
引用元:MS Agentサイト
公式サイト:https://www.jmsc.co.jp/
ジャスネットキャリアは、6,200社以上の企業と取引実績のある転職エージェントです。
職種検索機能が豊富で、「職種」「保有資格」「地域」に合わせて経理職を探せます。
登録するだけで経理職に役立つメルマガや約200以上の動画を無料で視聴可能です。求人応募時はキャリアアドバイザーが企業に合わせて選考対策を実施するため、希望企業に自身の何をPRすべきなのか把握でき、転職成功率アップが期待できます。
ジャスネットキャリアは、キャリアアドバイザーによるサポート以外にも、書類作成ツールやスキルアップコンテンツのサービスが充実しています。企業ごとの相談会も利用できるので、ピンポイントで応募したい企業の相談会が開催されている場合は活用しましょう。
経理として転職活動をする場合、ジャスネットキャリア というエージェントは個人的におすすめ。 経理専門であり、キャリアプランも親身になって考えてくれる。 私もジャスネット経由で内定を貰い実際に転職した経験あり。
引用元:X(旧Twitter)
ジャスネットキャリアなら経理に転職出来ると思ったのに… 未経験だとまるで相手にされない感じ….
引用元:X(旧Twitter)
公式サイト:https://career.jusnet.co.jp/
経理エージェントは、経理人材に特化した転職エージェントです。
経理専門のエージェントとして20年以上の実績があり、保有求人の90%以上が経理実務経験者向けの案件とあって高い専門性があります。
一般的に経理に強い転職エージェントでは、公認会計士や税理士などの有資格者向けの案件が多いです。
しかし、経理エージェントでは、資格ではなく経理の実務経験者を求める企業を中心に扱っています。
資格の有無ではなく、実務経験のみで転職活動に臨みたい方に合っています。
- 転職理由の優先順位を理解してもらい優先順位の添った求人情報をピックアップしてくれた
- 求人企業とのパイプが太く経理部の構成人員や一人一人のキャラクターまで教えてもらえた
- 同じエージェントの紹介で入社した先輩が在籍しており、安心感につながった
引用元:中小企業での経験を生かして大手企業に転職。年収アップも実現!|経理エージェント
- 管理部を一人で任せられる希望の求人企業をピックアップしてもらえた
- 社長がエージェントと懇意にしており、自分とのマッチもイメージしてもらえた
- 年齢が高いとあまりサポートを受けられない中で、誠実にサポートしてもらえた
引用元:複数の会社での経理経験を活かして中堅企業への転職を実現!|経理エージェント
公式サイト:https://keiri-agent.com/
SYNCAは、管理部門特化型の転職エージェントです。
企業に直接応募する求人とキャリアアドバイザーのサポートを受けて応募する求人があるので、転職活動の選択肢が増え、スピーディーな転職を実現できます。
アンケートに回答するだけで自分のスキルを可視化でき、現在の市場価値を判断できる診断サービスもあります。
SYNCAは、サイト上に企業名が公開されている求人が複数あるので、非公開求人ではなく求人ベースで転職エージェントの登録を判断したい方はおすすめです。
SYNCAのスカウト、企業側は送付制限があるため、手当たり次第送らないですよー(企業側として利用もしてます)
制限あるため、スカウトを送る人は吟味します。スカウト来るということは、レベルが高い経歴だからだと思います。
引用元:X(旧Twitter)
syncaに登録してみたのですが、世の中には色んな経理財務の募集があるんですね
面白いです
引用元:X(旧Twitter)
公式サイト:https://synca.net/
Hupro(ヒュープロ)は、士業・管理部門特化型の転職エージェントです。
スピード内定が売りのエージェントなので、早期に転職先を決めたい方に向いています。
Huproでは、求職者の魅力を最大限にアピールできるレジュメの作成をサポートしているため書類通過率が高まります。
求人企業を熟知していたうえで面接対策を実施するため、面接の通過率も高いのが特徴です。
時間をかけずに転職活動を進めていきたい方は、ヒュープロを利用すれば短期間で転職活動を終えることができるかもしれません。
早速ヒュープロ登録!
未経験だと年収350万くらいか?
今より100万下がるけど家計管理バッチリだし勉強以外にお金使わないし数年って考えると怖くない
将来が具体的になって来てワクワク
引用元:X(旧Twitter)
ヒュープロって、対応がけっこう雑なのかな???
担当がいけてないのかな?
引用元:X(旧Twitter)
公式サイト:https://hupro-job.com/
人材ドラフトは、全国2,600件以上(2024年5月時点)っている転職エージェントです。
事業会社の経理部門だけでなく、会計事務所や税理士事務所など、経理職が求められる職種に応募できます。
求人によっては、第二新卒や新卒など、若手向けの経理職もあります。
人材ドラフトには「ドラフト指名」と呼ばれるシステムがあり、企業から求職者に経理関連のオファーメールが届きます。自身にマッチした企業からドラフト指名が届いた場合、時間と手間を減らして転職活動可能です。
さらに、エージェントサービスも存在するため、転職サイトを利用しつつ、キャリアアドバイザーに相談しながら希望の企業を探せます。気になる企業があれば、キャリアアドバイザーに依頼して職場の雰囲気を確認してもらえます。
そのため、比較的転職失敗のリスクを抑えて、転職活動を成功させることが可能です。
今は会社経理メインで、人材ドラフトでオファー来たら応募するかなって感じです。
勉強時間の確保って悩みの種ですよね。
私はお金の心配がなくて、その上で残業少なめがいいな〜と思ってるぐらいです。会社ごとに違うので柔軟にやってます。
引用元:X(旧Twitter)
公式サイト:https://www.jinzai-draft.com/
WARC AGENTは、管理部門の転職支援をおこなっている転職エージェントです。
公認会計士・監査法人経験者を中心に、経理部門、CFOやベンチャー役員への転職を支援を得意としています。
面談・面接の際には、必要があればエージェントのサポートも受けられます。ある程度自走できる方をターゲットにしているため、転職に不安がある、丁寧なサポートを受けたいという方は、他の転職エージェントとの併用利用も検討しましょう。
コンサルタントのK.S様にご担当頂きました。
信頼できる人格に加えて、ビジネスに対する見識も深くこちらの要望を迅速に汲み取って下さいます。
一度転職活動を中止していた時期もありましたが、定期的に連絡を下さるなど、親身に関与を続けて下さり、事業内容と条件面談の双方希望通りの先から内定を頂く事ができました。
募集企業と求職者間の対応もびっくりするくらいスピーディーです。
K.S様のご尽力無しには今回の内定は無かったと思います。
感謝しかありません。
引用元:Googleビジネスプロフィール
公式サイト:https://agent.warc.jp/
マイナビ会計士は、マイナビエージェントが運営する経理職に特化した転職エージェントです。
全国800件以上の経理職関連求人を保有しており、業界大手の転職に特化したノウハウでサポートしてもらえます。
公認会計士・試験合格者を対象とした転職支援を実施しており、経理職に精通しているキャリアアドバイザーに相談可能です。
定期的に開催しているセミナー・相談会では、無料で近年の経理転職に関する状況や傾向を質問できます。
マイナビ会計士ってのがあるんですね。
私が転職活動したときは知りませんでした。
使っている人多いんですかね?
大手転職サイトの姉妹版なので信頼はできそう。
引用元:X(旧Twitter)
公式サイト:https://cpa.mynavi.jp/
REXアドバイザーズは、公認会計士と税理士、経理の転職に強い転職エージェントです。
REXアドバイザーズがもっとも得意とするのは、マネージャーや将来の幹部候補などハイポジションの人材に対するサポートです。そのため、事業会社で管理職や経営幹部を目指す会計士に向いています。
経理未経験から年収400万以上を狙える求人
レックスアドバイザーズ編
・経理未経験可
・上限年収400万以上
最初から諦めるのは避けたいです。経理未経験でも挑戦できる求人はあります。挑戦した結果ダメなら仕方ないです。私は未経験から経理に挑戦される方の味方。諦めたらそこで試合終了だよ。
引用元:X(旧Twitter)
公式サイト:https://www.career-adv.jp/
経理の転職支援に強いおすすめの転職エージェント11社 | |
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転職エージェントサイト | 概要 |
BEET-AGENT |
【無料】経理の転職支援に強い、管理部門特化の転職エージェント。 経理の働き方を理解したアドバイザーが転職をサポートしてくれるので、最適な求人提案をしてもらえる。 |
公認会計士資格を活かした経理転職に定評がある。 企業が必要としている経理人材について細かくヒアリングしているので、ミスマッチの少ない転職が可能。 |
|
MS Agent |
日本マーケティングリサーチ機構調べによると、管理部門におすすめしたい転職サービスNo1とされている。経理の求人も多数保有。 |
ジャスネットキャリア |
経理の幅広い年代とキャリアの転職活動をサポート。正社員だけでなく、契約社員や派遣社員の求人も保有。 |
経理エージェント |
経理の資格がなくても、実務経験を強みにして転職できる求人を保有。 |
SYNCA |
経理スキルに合わせた求人提案をしてくれるので、初めての転職でも安心して始められる。 |
Hupro(ヒュープロ) |
1回の面接で選考が終わる求人も保有。経理求人は、幅広い企業規模や業種から提案をしてもらえる。 |
人材ドラフト |
経理の実務経験が少ない第二新卒や新卒など、若手向けの経理求人も保有。 |
WARC AGENT |
保有求人の3分の1の求人数が年収1,000万円以上なので、経理のハイクラス転職が叶いやすい。 |
マイナビ会計士 |
800件以上の経理求人を保有しているため、希望条件にあった経理求人がみつかりやすい。 |
REXアドバイザーズ |
カジュアルキャリア相談ができるので、経理の転職に迷っている方も利用しやすい。 |
数ある転職エージェントの中で、どのようなエージェントを選べばよいのでしょうか。
選び方のポイントを解説します。
まずチェックするべきは経理求人の数と質です。経理求人は安定してありますが、自分のスキルやキャリアに合ったものは限られています。
そこで、転職エージェントのサービスやネットワークを活用して自分にぴったりの求人を見つけることが重要です。
ポイントは、求人の質を見極めることです。多数の求人情報が欲しい人は求人の数が多いエージェントを選ぶ方法がありますが、数が多いだけで質がよくなければ意味がありません。
給与や条件面だけでなく、業務内容や転職後のキャリアパスなども判断し、求人の質を見極めましょう。
経理の仕事は専門性が高いため、経理の転職事情や業務内容に対する理解が深いエージェントを選ぶことが大切です。
理解度を判断するには、経理に特化した求人情報やノウハウを持っているかどうか、求職者のスキルや経験を適正に評価してくれるかどうかといった点をチェックしましょう。
これらのポイントを満たすエージェントは、経理の転職市場に精通しており、自分に合った求人を紹介してくれる可能性が高いです。
また、経理の仕事に対するモチベーションや志向性を把握し、適切なアドバイスやサポートをしてくれるでしょう。
【関連記事】 経理の転職は難しい?理由と年齢別難易度、効果的な対策を解説
サポート体制の充実度も重要なポイントです。エージェントでは面接の日程調整や書類添削、面接対策などさまざまなサポートがありますが、エージェントによってどのサポートどのくらい受けられるのかは異なります。
たとえば、面接対策はあまりやっていないといったエージェントもあるので、面接に不安がある方は面接対策をしっかり実施してくれるエージェントを選ぶべきです。
サポート体制の充実度を判断するには、エージェントとの面談やコミュニケーションを通じて確認しましょう。
営業時間もチェックするべきポイントです。
エージェントの中には平日の朝から夕方までしか連絡が取れないエージェントもいます。平日の日中に問題なくやり取りできる方であればよいのですが、平日の日中は仕事でエージェントとのやり取りが難しい方もいるはずです。その場合、平日の夜間や週末にも対応可能なエージェントを利用する必要があります。
経理のスキルや経験は業界や企業によって求められるレベルが異なるため、転職するときには自分に合った企業を見つけることが難しい場合があります。
そこで、転職エージェントを選ぶときのポイントのひとつとして経理を求める企業との強いパイプがあるかどうかをチェックしましょう。経理を求める多くの企業とのパイプがあるエージェントであれば、人材ニーズや採用動向を詳細に把握しています。求職者のスキルやキャリアプランに応じて最適な企業を紹介してくれる可能性が高いでしょう。
そもそも転職活動で転職エージェントを使うべきか迷っている方もいるかもしれません。その場合、転職エージェントを使うメリットとデメリットを整理してみるのが有効です。
エージェントを使う主なメリットは以下のとおりです。
メリットのひとつは、キャリアプランの相談に乗ってもらえることです。
経理としてのキャリアの方向性や将来性について不安に感じたときに、転職エージェントは経理の市場動向や求人情報をもとに、求職者に合ったキャリアプランを提案してくれます。また、キャリアカウンセリングを通じて求職者の強みや弱みを客観的に分析し、スキルアップやキャリアチェンジの方法をアドバイスしてくれることもあります。
転職エージェントを使うことで、インターネットや求人誌などには掲載されない非公開求人の紹介を受けることができます。
非公開求人は市場に出回らないため、レアな求人に出会える点がメリットです。
また、企業側も優秀な人材を確保したいという強い意志があるため、待遇面やキャリアアップの面でも有利になる可能性があります。
求職者側からすると、応募する前に知りたいことが多数あります。
たとえば、実際の残業時間や休日出勤の有無、社風や上司の人柄といった情報です。しかし、求人票や企業HPなどからでは限られた情報しか得られません。
そこで転職エージェントを使うと、求人票や企業HPなどには載っていない詳細情報を提供してもらえます。
転職エージェントは企業の採用担当者と直接やり取りしており、実際に足を運んで得た生の情報も保有しています。これらの情報を事前に提供してもらうことで、自分に合った企業を見つけやすくなるでしょう。
転職活動は履歴書や職務経歴書の作成、面接の日程調整、条件交渉など多くの手間がかかります。
しかし、転職エージェントに依頼すれば、これらの作業をプロのコンサルタントがサポートしてくれたりします。これにより、転職活動にかかる時間や労力を大幅に削減でき、転職活動をよりスムーズかつ効率的に進めることができます。
転職エージェントは求職者の経歴やスキルを最大限にアピールできるように、履歴書や職務経歴書の添削を行ってくれます。
面接では、企業の求める人物像や質問内容に合わせて、具体的な回答例やアドバイスを提供してくれます。これらのサポートにより、求職者は自信を持って面接に臨むことができ、選考通過率が高まるでしょう。
ここからは、転職エージェントの活用法を解説します。
前章で紹介した選び方のポイントに加え、以下の点を意識することでエージェントの利用効果を最大化できます。
転職エージェントは最初からひとつに絞る必要はありません。複数の転職エージェントに登録しましょう。複数の転職エージェントに登録することで求人情報の幅が広がります。
ひとつの転職エージェントでは紹介できない非公開求人や独占求人にもアクセスできる可能性が高まります。また、複数の転職エージェントからアドバイスやフィードバックをもらうことで、自分の市場価値や交渉力を正しく評価できます。
さらに、自分に合った転職エージェントを見つけやすくなります。複数の転職エージェントとやり取りすることで自分と相性のよい転職エージェントを見極めることができます。
転職エージェントを複数登録するときは、経理・管理部門特化型のエージェントの中から少なくとも1社は選ぶようにしましょう。
経理特化型のエージェントは、経理の専門知識や市場動向に精通しており、求職者のキャリアやスキルに合った求人を紹介してくれます。
その専門性を活かしたアドバイスや面接対策なども行ってくれるので、選考通過率も高く、転職活動をスムーズに進めることができます。また、一般的な転職エージェントよりも経理の求人数が多く、幅広い業界や規模の企業と提携しています。そのため、求職者の希望や条件に合った求人を見つけやすくなります。
転職エージェントの担当アドバイザーとは、定期的に連絡をとることが大切です。連絡する際には転職活動の進捗や転職先に対する希望や不安などを伝えましょう。
これにより、アドバイザーは求職者の転職意欲を感じとるため、ほかの求職者よりも優先的に求人を紹介してもらえるなど、より適切なサービスを提供してくれます。
転職エージェントを最大限に活用するには、アドバイザーに嘘やごまかしをしないことも大切です。
現状と希望を明確に伝えることで、自分に合った求人や企業を紹介してもらえる可能性が高まります。
反対に嘘やごまかしをすると、担当者の信頼を失ったり、不適切な求人や企業に紹介されたりするリスクがあります。経理としてのスキルや経験を正確に伝えるとともに、転職の理由や動機、希望する年収や勤務条件を明確に伝えることが大切です。
経理の転職を成功させるためには、転職エージェントに頼るだけでは不十分です。転職エージェントはあくまでサポーターであり、転職活動の主体は求職者自身です。
転職エージェントからのアドバイスや紹介を受けた求人が必ずしも最適解とは限らないため、転職エージェントに任せきりにしないで、自分でも積極的に情報収集することが重要になります。
転職エージェントは、1〜2月を狙って利用しましょう。多くの企業が3月末の決算期とし、5月末までには確定申告を完了させる必要があります。そのため、1〜2月に求人応募を開始、4月に人材採用の完了を目指す傾向にあります。
他の期間に求人を出さない企業も1〜2月には、募集していることがあるため、好条件の企業に転職できる可能性が高いです。
転職エージェントの登録前に、保有求人数を確認しましょう。転職エージェントによって、取扱求人数・職種は異なります。多くの求人数がある転職エージェントを利用することで、希望の条件が整った求人を紹介してもらいやすいです。
ただし、好条件やハイクラスの経理求人は非公開求人として扱われることが多いため、気になった転職エージェントには登録してみましょう。
転職活動全体を通じてさまざまなサポートを受けられる転職エージェントですが、人によってはデメリットになってしまうことがあります。
転職エージェントは求職者のスキルや希望条件を把握して適切な求人を紹介してくれますが、そのためには定期的なコミュニケーションが必要になります。エージェントとのやり取りは電話やメール、面談などさまざまな形で行われますが、いずれも時間や手間がかかります。
また、エージェントとの関係がうまくいかない場合は、ストレスや不信感を感じる可能性もあります。
転職エージェントは複数の求職者と同時にやりとりしているため、自分のペースに合わせて対応してくれるとは限りません。連絡を欲しい時間帯には連絡がなく、忙しくて対応が難しい時間帯に連絡がくるといったこともあるでしょう。
また、じっくり検討してから応募するかを決めたいのに、担当者によっては早く決断を迫ることもあります。転職活動をマイペースに進められないことでストレスや不安が増す可能性があるでしょう。
転職エージェントを使った場合、応募できるのは紹介された求人のみです。たとえば自分のスキルや経験では通常は応募できないレベルの求人にチャレンジしたい場合、自己応募であれば応募するのは自由ですが、エージェント経由で応募するのは難しくなります。
これはエージェントが求職者にマッチする求人、つまり、ある程度採用可能性が高い求人を紹介しているためです。自分のアピールに自信がある方などは、物足りない印象を受けるかもしれません。
転職エージェントを使うと、希望と異なる求人を勧められる場合があります。
これは、転職エージェントが自社の契約企業の求人を優先的に紹介するためです。通常、転職エージェントを利用する際に求職者側に料金はかからず、エージェントは契約企業から成功報酬を受け取るというビジネスモデルです。
そのため求職者よりも契約企業の希望が優先されてしまうケースが少なくありません。また、エージェントと求職者の意思疎通がうまくいっていない場合、エージェントが適切な求人を見つけることが難しい場合もあります。
上記のようなデメリットから、転職エージェントには向かない方もいるはずです。その場合は、転職サイトを使って転職活動を進めるのも方法です。
転職サイトでは、エージェントとのようなやり取りはなく、自分で求人を探して自己応募できるため、マイペースに活動を進められます。またエージェントからの紹介は受けられない求人に応募することも可能です。
コツを把握して転職エージェントを利用することで、経理転職を成功させられます。
最後に、経理転職を成功させる5つのポイントを紹介します。
漠然と「転職したい」という気持ちだけでは、転職を成功させることは難しいです。
など、なぜ転職をしたいのかを明確にすることで、面接時に聞かれる転職理由や志望理由に根拠を持って答えることができます。
転職後に、どのように活躍していきたいのかのキャリアパスを設定することもおすすめです。
そうすることで、転職後の目標がはっきりとし、具体的に応募先企業の業務に関わる姿勢や貢献度を伝えることができます。
また、面接官に将来活躍を期待できる経理人材として評価してもらえるでしょう。
経理転職を成功させるには、自身の希望条件を明確化しましょう。多くの転職エージェントでは、条件を選択して検索できる機能があります。希望条件を把握することで、スムーズに求人検索が可能です。
また、「年収は300万円以上欲しい」や「首都圏で働きたい」など、あらかじめ目的・条件を明確化することで、最適な求人を選択できます。
転職エージェントを利用する際は、自身の保有スキルを把握しましょう。自身の市場価値を正しく理解することで、狙える求人レベルを判断可能です。
保有スキルを把握する際は「どのような資格を取得しているか」や「これまでどんなポジションで働いていたか」などを確認しましょう。
また、転職エージェントに登録することで、キャリアコンサルタントから自身の市場価値を判断してもらえます。
経理未経験でも、これまでの職歴で取得したスキルを活用できないか考えることで、実力を活かした転職が可能です。
経理転職を成功させるには、経理に評価される資格を取得しましょう。特に「日商簿記検定」や「公認会計士」などの資格を取得しておくと、経理転職の幅が広がります。
しかし、資格を保有していない場合でも、経理転職は可能です。
日商簿記検定は、年齢や学歴に関係なく受験できます。経理転職を実施した後、実務を行いながら資格取得も目指せます。1級の取得に成功すれば、会計士として専門知識があることを対外的に証明可能です。
経理としてキャリアアップを目指す場合は、日々の業務と並行して資格取得の学習を実施しましょう。
BEET-AGENTが保有している、経理求人の一部をご紹介します。
メンバーから管理職まで、幅広いキャリアの求人の取扱いがあります。
職種 | 経理マネージャー候補 |
---|---|
業務内容 | ・決算業務・経理業務のプレイヤー兼コントローラー(請求書発行業務・支払業務・決算業務・経費承認業務・社内稟議など) ・業務効率化業務 |
想定年収 | 600万円 ~ 800万円 |
職種 | 経理・MGR候補 |
---|---|
業務内容 | ■仕訳の承認 ■仕訳のプロセス作成 ■メンバークラス⼈員のマネージメント ■有価証券報告書作成 ■監査法⼈対応 ■稟議フローの管理構築 ■証券会社対応 ■東証対応など |
想定年収 | 600万円 ~ 800万円 |
職種 | 経理 |
---|---|
業務内容 | ◆仕訳 ◆数値⼊⼒後の請求書発⾏ ◆請求書の送付 ◆B/Sの残⾼チェック ◆資料回収 ◆⽀払業務 など |
想定年収 | 350万円 ~ 450万円 |
経理に強い転職エージェントを11社紹介しました。
転職エージェントを有効活用することで、希望の業界や年収、条件、環境が整った転職先に出会えるチャンスが広がります。
また、未経験でも経理転職は十分可能です。
その場合、データ入力や入出金管理などの業務からスタートし、専門資格の学習も並行することで、経理職でキャリアを積むことも目指せます。
転職エージェンによっては未公開求人を取り扱っていることもあるため、複数の転職エージェンに登録しましょう。
本記事を参考に、転職エージェントの登録から初めてみてはいかがでしょうか。
経理の転職支援に強いおすすめの転職エージェント11社 | |
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転職エージェントサイト | 概要 |
BEET-AGENT |
【無料】経理の転職支援に強い、管理部門特化の転職エージェント。 経理の働き方を理解したアドバイザーが転職をサポートしてくれるので、最適な求人提案をしてもらえる。 |
公認会計士資格を活かした経理転職に定評がある。 企業が必要としている経理人材について細かくヒアリングしているので、ミスマッチの少ない転職が可能。 |
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MS Agent |
日本マーケティングリサーチ機構調べによると、管理部門におすすめしたい転職サービスNo1とされている。経理の求人も多数保有。 |
ジャスネットキャリア |
経理の幅広い年代とキャリアの転職活動をサポート。正社員だけでなく、契約社員や派遣社員の求人も保有。 |
経理エージェント |
経理の資格がなくても、実務経験を強みにして転職できる求人を保有。 |
SYNCA |
経理スキルに合わせた求人提案をしてくれるので、初めての転職でも安心して始められる。 |
Hupro(ヒュープロ) |
1回の面接で選考が終わる求人も保有。経理求人は、幅広い企業規模や業種から提案をしてもらえる。 |
人材ドラフト |
経理の実務経験が少ない第二新卒や新卒など、若手向けの経理求人も保有。 |
WARC AGENT |
保有求人の3分の1の求人数が年収1,000万円以上なので、経理のハイクラス転職が叶いやすい。 |
マイナビ会計士 |
800件以上の経理求人を保有しているため、希望条件にあった経理求人がみつかりやすい。 |
REXアドバイザーズ |
カジュアルキャリア相談ができるので、経理の転職に迷っている方も利用しやすい。 |
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