《未経験歓迎|第2新卒歓迎》上場企業の経理部門で働くことができ、連結決算など高度な経理スキルを習得できる環境@東京都千代田区の製造系企業
- 企業名
- 株式会社日本ピグメントホールディングス(日本ピグメント株式会社)
- 想定年収
- 350万円〜450万円
- 職種
- 経理
- 勤務地
- 東京都千代田区
経理職としてキャリアを積んできた皆様にとって、「なぜ転職するのか」という問いは、面接において最も慎重に、かつ戦略的に答えなければならない項目です。
経理という職種は、他職種に比べて「誠実さ」「論理的思考」「安定性」が強く求められます。
本記事では、面接官を納得させる転職理由の作り方を、プロの現役エージェントの視点からステップバイステップで解説します。
市場価値の確認や、今の環境に残るべきかの判断まで、プロが徹底サポートします。
目次
経理の面接において、面接官が転職理由の回答から探り当てようとしているのは、単なる「退職の原因」ではありません。
面接官は下記の3つのポイントを特に重要視し、チェックしています。
経理は企業の「数字」という客観的な事実を扱う仕事です。
転職理由を語る際にも、感情に流されず、いかに論理的かつ客観的に状況を説明できるかを見ています。
たとえば、「人間関係が悪かった」という理由であっても、それを「業務におけるコミュニケーションラインが不透明で、承認フローに著しい滞りが発生していた」と変換できる能力があるか。
これが、実務における「経営陣への報告能力」への評価に直結します。
面接官が最も恐れるのは、「自社でも起こりうる理由で再び辞めてしまうこと」です。
「残業が多い」「ルーチンワークが退屈」といった理由は、どの企業でも繁忙期や成長段階に応じて起こり得ます。
そのため、理由に対して「前職の環境(事実)」+「自分なりに改善を試みたアクション」+「それでも解決できなかった構造的な要因」の3点を確認しています。
経理のキャリアは、日次業務、月次・年次決算、連結決算、税務、管理会計、ファイナンスと段階的にステップアップしていくのが一般的です。
人によっては、簿記などの経理に関連する資格取得をしてからキャリアを積む場合もあります。
今回の転職が、その個人のキャリアストーリーにおいて「必然性」があるものかどうか。
厚生労働省の調査(雇用動向調査)を見ても、離職理由の上位には「労働条件」や「人間関係」が並びますが、優秀な人材はこれらを「キャリアの停滞」という文脈に置き換えて語ります。
納得感のある転職理由を作るためには、いきなり文章を書くのではなく、以下の5つのステップで思考を整理することが重要です。
まずは自分に正直に、不満を紙に書き出しましょう。
「給料が低い」「上司が厳しい」「仕訳入力ばかりで飽きた」など、何でも構いません。
書き出したら、それらを「待遇面」「環境面」「スキル面」に分類します。
ネガティブな理由は、面接では「〇〇したい」という要望に言い換えましょう。
自分の要望が、志望先の企業で叶うかどうかを検証します。
ここがズレていると、どれだけ立派な転職理由でも「うちじゃ無理だよ」と一蹴されてしまいます。
企業のコーポレートサイトや有価証券報告書を読み込み、その企業の経理部門が今どのようなフェーズ(IPO準備中、海外展開中など)にあるかを把握しましょう。
面接官からの鋭いツッコミ「それは今の会社でもできるんじゃないですか?」への対策です。
「現職の経営方針としてアナログな手法を維持する方針である」「組織が固定化されており、今後10年は年次決算の主担当に回れる枠がない」など、個人の努力では変えられない外部環境を理由に添えます。
転職理由は「自分の希望」を伝える場であると同時に、「貢献の約束」の場でもあります。
「〇〇という経験を活かして、貴社の決算早期化に貢献したい」という一言で締めることで、自分勝手な転職ではないことを印象付けましょう。
ここでは、よくある4つのパターンを例に、現役キャリアアドバイザーが添削した例文を紹介します。
「私はこれまで中小規模の商社で5年間、日常仕訳から月次決算の補助までを幅広く担当してまいりました。
現職では業務範囲が限定されており、さらに上位の年次決算や税務申告については外部の税理士事務所へ全面的に委託する方針です。
私は、経理として一生モノの専門性を身につけたいと考えており、すべての決算工程を内製化し、さらに連結決算にも注力されている貴社の環境で、自らの手を動かして貢献したいと強く感じ、志望いたしました。」
面接官は「現在のスキル」と「習得したいスキルの差分」が明確である点を評価します。
「現職の会社方針」という、自分では変えられない事実に触れることで、転職の正当性が高まります。
また、「自ら手を動かして貢献したい」という姿勢は、即戦力を求める中途採用において非常に好印象です。
「今の会社では簡単な仕事しかさせてもらえず、スキルが身につかないと感じて不安になりました。もっと大きな会社で、色々なことを教えてもらえる環境に行きたいと思い、転職を決めました。」
「教えてもらえる」という受け身の姿勢は、経理職では「自走できない」と判断され、マイナス評価になります。
「現職では、紙の伝票や手書きの帳簿が多く残っており、決算作業に多大な時間を要しています。私なりにシステムの導入やフローの刷新を提案しましたが、コスト面や既存の慣習から現状維持を選択する方針となりました。私は経理の役割を、単純な入力作業から、数字を分析し経営に活かすものへと進化させたいと考えています。クラウド会計を駆使し、スピード感を持って経営判断を支える貴社の姿勢に共感し、これまでの実務経験を活かしつつ、さらなる効率化に貢献したいと考えました。」
単に「古いから嫌だ」と言うのではなく、「経営判断を支えるためにスピードが必要」という経理の本来あるべき目的(視座の高さ)を語っている点が評価されます。
また、現職で「一部導入に至った」という実績を添えることで、環境のせいにせず自ら行動できる人物であることを証明しています。
「残業が多すぎてワークライフバランスが取れないためです。今の会社は古いやり方に固執しており、無駄な作業ばかりで嫌になりました。」
「嫌になった」という感情的な表現や、現職への批判のみで終わるのは、組織適応能力を疑われる原因になります。
「現職の業界動向を見据え、より成長性の高いIT業界で経理としてのキャリアを再構築したいと考えました。現職ではコストカット中心の守りの経理でしたが、急成長を遂げている貴社においては、事業のスピードに合わせた攻めの管理体制構築が求められると理解しています。変化の激しい環境で、柔軟かつ正確な計上管理を行い、組織の基盤強化に寄与したいと考えています。」
「攻めの管理体制」という言葉は、ベンチャーや成長企業の面接官に非常に刺さります。業界の先行き不安を「自身のキャリアの再構築」と「志望先の基盤強化」に結びつけて語ることで、変化を恐れず挑戦する前向きな姿勢として伝わります。
「今の業界は先行きが不安で、給料も上がる見込みがないので、安定していそうな貴社に応募しました。」
「安定」を求めすぎる姿勢は、経理職において「変化を嫌う」「保守的すぎる」というネガティブな印象を与えかねません。
実際の転職者の声として、このような悩みをいただきました。
「上司と意見が合わず、その結果、現在では関係値もよくありません。業務中にコミュニケーションを取るのも苦痛であり転職を考えています。しかし、面接で周りとの人間関係を転職理由で伝えるのはよくないという話を聞き、どのように伝えればいいか悩んでおります。」
「現職では、属人的な業務判断が多く、チーム内での情報共有や改善提案が受け入れられにくい環境にあります。私は経理の仕事において、メンバー間の密な連携と、透明性の高いコミュニケーションがミスを防ぎ、組織を強くすると考えています。個人の裁量だけでなく、チームとしての最適化を重んじ、互いにフィードバックし合える文化を持つ貴社で、これまでの実務経験を活かしながら組織の基盤強化に貢献したいと考え、志望いたしました。」
「上司との不仲」を「組織構造(属人性)とコミュニケーション文化の課題」へと抽象化して伝えています。
「透明性の高いコミュニケーションがミスを防ぐ」という論理は、正確性を最優先する経理部長にとって非常に納得感の高いものです。
人間関係の悩みを、より良いアウトプットを出すための「理想の追求」へと昇華させている点がポイントです。
面接の場では、内容(What)と同じくらい、伝え方(How)が重要です。経理ならではの3つの極意をお伝えします。
経理担当者であれば、自分の仕事を数字で語るべきです。
このように、転職理由の背景にある実績を数値化することで、話の説得力が飛躍的に高まります。
「前の会社を辞めたい理由(過去)」と「この会社に入りたい理由(未来)」が完全に一致していることが、最も強い説得力を生みます。
「前職では〇〇ができなかった(退職理由)。しかし、貴社であれば〇〇ができる(志望動機)。だから私はここに来た」という一貫性を持たせましょう。
経理は企業の財務機密を扱い、自社固有の会計ルールや商慣習を深く理解する必要があるため、企業側は「頻繁に入れ替わってほしくない」と切実に願っています。
転職理由を伝える際は、暗に「この環境であれば、私は長く腰を据えて貢献します」という定着性をアピールすることが不可欠です。
状況別に、以下の2つのアプローチを使い分けましょう。
現職(前職)で数年以上の実績がある方は、その継続力自体が最大の武器です。
「前職でも〇年間、一貫して決算業務に携わり組織の成長を支えてまいりました。
今回は、さらなる専門性の追求というステップアップのため、熟考の末に転職を決意しました」 と添えるだけで、面接官は「一度入社すれば簡単には辞めない人材だ」という強い安心感を抱きます。
一方で、短期離職となってしまう場合は、「定着性への不安」を「今回こそはという覚悟」に変換して伝える必要があります。
【短期離職者向けの伝え方】
「前職では、入社前の確認不足により、実際の業務範囲と自身のキャリアプランに大きな乖離が生じてしまいました。短期間での離職となることは、経理として誠実さを欠く行為だと重く受け止め、深く反省しております。
だからこそ、今回の転職活動では貴社の〇〇という環境について徹底的に研究し、私が求めていた『腰を据えて専門性を磨ける環境』は貴社にしかないと確信いたしました。この教訓を糧に、今後は二度とブレることなく、貴社で長く貢献する覚悟です。」
【解説:なぜこれが響くのか】
現在、経理の転職市場は「二極化」しています。
単純な記帳業務はAIやアウトソーシングに置き換わりつつある一方で、財務諸表から経営課題を読み解く「管理会計」や、複雑化する「国際税務・連結決算」に対応できる人材は、常に不足しています。
特に、管理部門の転職市場では、単なる実務経験だけでなく、「その経験をどう企業の利益やリスク管理に結びつけられるか」という『視座の高さ』が評価に直結するため、非常に重要視されています
転職理由を述べる際も、「自分のやりたいこと」だけでなく「企業が求めている専門性」に自分の理由をアピールすることが、内定への近道です。
経理の転職理由は、以下の3つのポイントを軸に構成すればうまく伝えられます。
経理という仕事は、派手さはなくとも企業の心臓部を担う重要な職種です。
あなたのこれまでの経験は、伝え方次第で何倍もの価値を持って面接官に届きます。自信を持って、あなたのキャリアストーリーを語ってください。
CASE
BACK OFFICE CONTENTS
POPULAR CONTENTS
NEW REGISTER
管理部門の転職・求人紹介ならBEET-AGENT