会計士としてのスキルを評価され、希望年収より300万円UPのオファーを獲得
監査法人から事業会社経理、更なるキャリアアップを希望されて転職
- 年 齢
- 30代後半 / 男性
- 年 収
- 800万円 → 1100万円
経理や財務職は、全従業員や会社の金銭管理を行う責任ある部署です。
そのため、転職時の面接では仕事への意欲やスキル、性格などから信頼できそうかを厳しくチェックされます。
また、基本的にどの会社にもある部署なので「なぜこの会社を志望したのか」をしっかり伝えられるように面接対策が必要です。
今回の記事では、経理や財務での一次・二次面接、最終面接でよくある質問と対策について紹介していきます。また、逆質問をされた際に好印象を与える方法なども紹介していきますので、経理や財務への転職で成功したい人はぜひ参考にしてみてください。
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目次
面接内容は会社によって異なりますが、基本的に以下のような内容について質問されます。
ここでは、各質問についてどのような目的があるのか、また面接官に好印象を与えるためにはどのように回答すればいいのか、解答の具体的なポイントと併せて紹介していきます。
どの会社でもほとんどの面接は「自己紹介をお願いします」から始まります。これは、応募者の経歴を把握すると同時に、その人の性格や話し方など全体的な雰囲気を見る側面もあります。
面接の導入部分になりますので、良い回答としては以下の項目を1〜3分程度にまとめておくようにしましょう。
具体的な業務や実績は後から細かく質問されるため、細かい数値や具体的な行動などを話す必要はありません。経理職の面接官が興味を持ちそうな仕事内容や実績を盛り込むようにしましょう。
自己紹介や履歴書の内容をもとに、具体的な業務内容や今まで経験してきたスキルについて質問されます。アピールするために長々と話してしまいがちですが、全部話す必要はありません。
会社の募集条件を参考に会社が求める経歴とマッチする業務内容を2~3つほど紹介していきます。
会社への志望動機もほとんどの会社で聞かれる質問です。
応募者が会社の経営理念や経営方針にマッチするか、意欲的に働いてくれそうかなどを判断するためのものなので、条件面で選んだ会社であってもそのまま伝えてしまうのは悪印象につながります。
また、「スキルアップ」や「キャリアアップ」も前向きな内容として好印象を残せますが、大手企業から中小企業に転職する場合には、将来のキャリア設計と一緒に回答するなどの工夫が必要です。
前向きな内容であっても、会社の業務と希望内容がマッチしないかもしれないと思われると不採用につながる可能性があるので、注意しましょう。
志望動機とあわせて聞かれることの多い質問が、入社後や将来についてです。
この回答によって入社後の業務内容が変わることもありますので、しっかりと自分がしたいことが何なのかを募集要項や会社のHPを参考に決めておくようにしましょう。
経理なら財務やIRなど、財務であれば経営企画などを目標とするのもおすすめです。
ただし、労働条件で決めたため特にやりたいことがない人や、将来のキャリアをまだよくイメージできない人は、転職エージェントのキャリアカウンセラーに無料相談してみることをおすすめします。
経験豊富なキャリアカウンセラーに相談し自分のキャリアに向かい合うことで、自信を持った回答ができるようになるでしょう。
前職を退職する理由もほとんどの面接で質問されます。
会社は一度採用してしまうとよほどの理由がない限り、従業員を解雇することができません。そのためこのような質問で、心身共に健康で問題を起こさないような人かどうかを判断します。
基本的には志望動機と同様に、スキルアップやキャリアアップなど前向きな回答が好印象です。ただし、労働条件で選んだ場合は前向きな回答が思い浮かばない人もいると思います。
前の会社を悪く言うのは悪印象ですが、残業時間が法外的に長い場合や明らかに業務過多で忙し過ぎるケースでは、言い方を工夫することでマイナス的な理由でも努力家をアピールすることができます。
ただし、嘘は厳禁です。もし嘘が発覚した際に、転職先の会社とも転職前の会社とも信頼関係が崩れてしまうだけではなく、状況によっては転職後にその会社から懲戒処分を受ける可能性があります。
経理や財務の業務ではExcelスキルが必須で、どの程度のスキルを持っているかを重視する会社も珍しくありません。そのため、どの程度扱うことができるのかを深堀して聞かれることがあります。
今までの業務と絡め、使用した関数を具体的に挙げながらアピールしていきましょう。
ここでのポイントは挙げる関数の難易度です。例えばSUMやAVERAGEといった基礎的な関数ではなく、IF関数、ピポットテーブルなど、知識がないと扱えないものを挙げることで、一定の知識やスキルがあることをアピールできます。
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また、マクロを使った分析や自動化なども好印象につながるため、積極的に話すようにしましょう。
仕事に対する意欲や対応力などを見るために、印象に残っているエピソードや失敗が起きた時にどのような対応をしたのかについて質問されることもあります。
この質問も事情を話すために長くなりがちですので、起きたこと・行動・結果を簡単にまとめるようにしましょう。
別部署からの転職や未経験者に対して聞かれることの多い質問です。
経理は全社員の給与や会社の金銭を管理する責任を背負ったり、専門的な知識が必要だったりと決して楽な仕事ではありません。また、財務であれば資金調達の計画など今後の会社経営にかかわる仕事になります。
そのため、憧れて入ったもののイメージと異なりすぐにやめてしまう人もいるため、応募者の認識と経理や財務の業務に乖離がないかを確認するといった意味があります。
回答としては過去の業務や経験を絡めつつ、希望する理由を考えると説得力を持たせることができるでしょう。
面接では最後に応募者側から何か質問はないかと聞かれます。
逆質問をしないと不採用になるわけではありませんが、積極的に質問することで好印象を与えることができます。ここでは、好印象を受けやすい質問や逆質問をする際の注意点について紹介します。
逆質問のメリットは応募会社への知識が深まるだけではなく、意欲的・入社に前向きなど良いイメージを面接官にもってもらうことができます。
特に好印象につながりやすい質問は以下の通りです。
一次面接、二次面接、最終面接とそれぞれの面接で逆質問できるタイミングが設けられるので、違う質問を用意しておきましょう。
例えば、
あくまで一例ですが、このように面接段階に合うような逆質問を考えておきましょう。
すでに面接中や事前説明などで話した内容や、会社のHPに掲載されているような内容を質問するのは厳禁です。
例えば、事業所の場所や会社概要などは求人票や会社のHPに記載されていますので、質問することで「会社に興味がないのではないか」「そこまで就職意欲が高くないのではないか」などとマイナスに捉えられてしまう可能性があります。
また残業時間や福利厚生は、労働者として重要なポイントになってきますが、ストレートに聞いてしまうと「条件ばかりであまり意欲的に働く気はないのではないか」と思われ悪印象につながる可能性があるでしょう。
エージェントを利用している人は、聞きづらい条件面の内容についてエージェントに確認してもらうこともできます。
一次面接や二次面接で手ごたえを感じても、最終面接で落とされてしまうケースもあります。ここでは、最終面接を持ってもらうために知っておきたい聞かれる内容と最終面接で不採用になる人の特徴について紹介します。
最終面接では、特に会社との相性や入社したいという意欲、長期労働が可能かなどの3点に重きが置かれます。特に志望理由は深堀して聞かれる可能性が高いため、以下の順でしっかりとまとめておきましょう。
理由の概要
また、これに対して「他にも似たような会社がある」「理想のキャリア通りに歩めないかもしれない」などと質問されるケースがあります。その時になんと回答すべきかあらかじめ考えておくことが重要です。
最終面接では面接官である役員方に「この人をぜひ採用したい」と思わせなければいけません。経歴やスキルはもちろんですが、立ち振る舞いやコミュニケーションの円滑さなどもみられています。不採用になってしまう人の特徴としては、以下のようなことが挙げられます。
仕事は人と人の関わり合いになるため、最後には元気のよさや性格の明るさなどでも比較されます。緊張していてもできるだけ笑顔を心がけ、ハキハキと話すことが重要です。
経理も財務もExcelスキルや簿記などの知識が求められます。そのため、経理や財務に今まで携わったことのない未経験者では面接合格が難しい可能性もあるでしょう。ここでは、未経験者が面接に合格し、転職に成功するためのポイントについて紹介します。
経理や財務では会社のお金を管理したり、流れを把握するための知識が必要です。そのため、未経験の上に知識がゼロだと転職はかなり厳しいといえます。
そんな人におすすめなのが日商簿記です。お金の全体の流れや管理、財務諸表を読めるなど業務を行う上で必要な知識を身につけられます。3級から始まりますが、多くの会社では2級以上が求められます。
Excelは経理や財務の業務で欠かせないソフトになるため、今まで使ったことがないと不採用になる可能性が高くなってしまいます。
そのため、採用前に独自で練習しておくようにしましょう。最近はYouTubeやブログ記事でも勉強できるコンテンツが増えているので、参考にしてみてください。もし関数を使用して表が作れたら、応募する際にポートフォリオとして送ってみてもいいでしょう。
まったくの未経験よりも、パートなどで経理や事務関連の経験を積んでおくこともおすすめです。過去に経験があれば転職する理由としても使えますし、Excelなどの実務経験を積むことができます。
未経験からの転職では、右も左もわからず上手に受け答えできずに連続して不採用になったり、自分に合った条件の求人が見つからなかったりと困難を極めます。
そのような場合は、転職サイトではなく転職エージェントの利用がおすすめです。経験豊富なエージェントに未経験でも応募できるような案件を見つけてもらえたり、手厚い面接対策を受けることができたりします。
エージェントに過去の面接などからどのような質問が出そうかを予測してもらうことで、予期せぬ質問に慌ててしまうリスクを回避することが可能です。
経理や財務は会社のコアを担うため、大手になるほど厳しい質問や細かい質問も多くなります。どのような質問がきても慌てずに回答できるように、自分の経歴を見つめ直しアピールポイントを洗い出すことが重要です。
また、1人で行う対策は限界があり、また客観性に欠けてしまうリスクもあるため、転職エージェントを上手に利用することをおすすめします。転職エージェントは、応募先の企業や職種の知識を持っているため、的確なアドバイスを受けることができます。
登録から相談まで全て無料で受けられるので、面接対策に不安がある人は転職エージェントに相談してみましょう。
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