経理のスキルアップ方法5つ!おすすめ資格やキャリアパスを紹介

経理のスキルアップ方法5つ!おすすめ資格やキャリアパスを紹介

企業のお金の流れを管理する経理職は、あらゆる企業や団体で求められる仕事です。
スキルアップを実現すれば、最高財務責任者であるCFOになることも夢ではありません。
本記事では、経理のスキルアップ方法を5つ紹介します。あわせて、スキルアップに役立つ資格やキャリアパスについても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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経理職がスキルアップを考えるタイミング

経理のスキルアップを考えている方は、どのようなタイミングでスキルアップしたいと思ったのでしょうか。

一般的な経理職のスキルアップタイミングを参考にすることで、自身の目指す経理職のキャリアが明確になることも少なくありません。

ここからは、経理職の方がスキルアップを考える主なタイミングを3パターン見ていきましょう。

現職で昇進を目指したい

経理のスキルアップを考えるタイミングの一つ目は、「現職で昇進したい」「上司に評価されたい」と思った時です。

昇進を目指すには、経理のスキルアップが欠かせません。また、必要に応じて資格取得も視野に入れている方も多いでしょう。

業務の幅を広げて経理の専門性を高めたい

経理の専門性を高めたいと思った時に、スキルアップを考える方が多くいます。

経理の専門性を高めるには、業務の幅を広げたり、知識を深めたりしなければいけません。現状に満足できなくなってきた時こそ、経理のスキルアップを目指すタイミングです。

経理職として年収アップをしたい

経理のスキルアップを考える大きな要因として、年収アップを狙っていることが挙げられます。

経理職で年収を上げるには、企業への貢献度を高めなければいけません。経理のスキルアップを実現すれば年収が上がるほか、待遇面でも有利になる可能性があります。

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経理のスキルアップ方法5つ

ここからは、経理のスキルアップ方法を5つ紹介します。

日々の業務をこなしながらできることや、今すぐ始められることも紹介しているので、経理のスキルアップを目指している方はぜひ参考にしてみてください。

経理部で実務経験を3年以上積む

経理のスキルアップを目指す場合、必ずしも新しいことを始めなければいけないわけではありません。

経理部で3年以上の実務経験を積めば、仕訳や伝票の起票をはじめとする日常業務から月次決算、年次決算まで一通りのスキルを身につけることが可能です。

また、企業が経理職の経験者を採用する場合、「実務経験3年以上」を一つの基準として判断することも少なくありません。

経理部で働き始めて日が浅い方は、まず実務経験3年以上を目指すとよいでしょう。

経理に役立つ資格を取得する

経理のスキルアップに欠かせないのが資格の取得です。

経理に役立つ資格は数多くあり、それぞれ難易度や取得までにかかる期間、費用などが異なります。資格を取得することによって経理の知識が増えると、業務の幅が広がるだけでなく、年収アップにも期待できるでしょう。

経理に役立つ具体的なおすすめ資格は、次の章で紹介します。

経理のスキルアップセミナーに参加する

経理のスキルアップを望むなら、全国で開催されている経理のスキルアップセミナーへの参加もおすすめです。

経理のスキルアップセミナーに参加すると、経理に役立つ情報が入手できるだけでなく、経理のスキルアップを目指す仲間ができることも少なくありません。

一口に経理のスキルアップセミナーといっても、初心者向けのセミナーもあれば、上級者や税理士、企業を対象としたセミナーもあります。

また、検定試験に対応する講座や意見交換をメインとした講座もあるので、自身のスキルや目的に合ったセミナーを選びましょう。

経営企画部に異動する

経営企画部とは、企業の経営戦略を立てたり、経営課題の解決に取り組んだりする部署のことです。

経営企画部は経営層に近いポジションとして、企業の重要な役割を担っています。

経理のスキルアップを目指す方のなかには、経営企画部に異動して経営管理業務や事業企画業務に取り組む方も少なくありません。

また、経営企画部に異動すれば株主や投資家に財務状況や決算内容などを報告するIR業務にも携われるので、仕事のやりがいは大きくなるでしょう。

企業規模が違う経理部門に転職する

経理のスキルアップを考えているなら、企業規模の異なる経理部門への転職も視野に入れてみてもよいかもしれません。

どのような企業であっても、経理は必須のポジションです。

しかし、企業規模が変われば業務の内容や幅も変わってくるので、自分のスキルや経験を正しく評価してもらいたいなら転職するのも一つの手でしょう。

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経理のスキルアップに役立つ資格

経理のスキルアップを実現するには、資格の取得がおすすめです。

実務経験を積んだ後は、経理に役立つ資格を取得して昇進や年収アップを狙いましょう。

ここでは、経理のスキルアップに役立つ資格を5つ紹介します。それぞれ特徴をまとめたので、気になる資格があれば取得を検討してみてください。

日商簿記検定

日商簿記検定とは、日本商工会議所主催および各地の商工会議所が主催する検定試験です。

レベルは初級・3級・2級・1級と4段階になっており、簿記の基礎知識から専門的知識までトータルで学べます。

経理のスキルアップを目指すなら、2級の取得がおすすめです。ちなみに、1級は公認会計士などの登竜門ともいわれており、税理士試験の受験資格を得られます。

FASS検定

FASS検定とは、日本CFO協会が経済産業省の委託事業として開発した、経理・財務分野における知識とスキルの習得度を測る検定試験です。

FASS検定は合否ではなく、A~Eの5段階で評価が行われます。また、出題は資産・決算・税務・資金の4つの分野にわかれており、任意でオプション科目への回答も可能です。

FASS検定の評価基準と出題分野ごとの評価は、身につけた実務スキルを客観的に把握する指標となります。

自分に必要なスキルアップの分野が一目でわかるので、すでに会計士や簿記の資格を所持している方にもおすすめの検定試験の一つです。

IFRS検定

IFRS(アイファス)検定とは、ICAEW(公認会計士協会)が認定した日本向けの検定試験です。

IFRS検定は日本での知名度こそ高いとはいえませんが、グローバルスタンダードの会計士資格として世界中に広まっています。

マークシート式になっており、合格に必要な正答率は60%です。

合格には国際会計基準の基礎知識と、日商簿記検定2級レベルの簿記知識が必要であり、経理のスキルアップに最適な検定試験といえるでしょう。

公認会計士試験

会計・監査のプロである公認会計士を目指し、公認会計士試験を受験する道もあります。

公認会計士は税理士試験と同様に、国家試験のなかでも難易度の高い試験の一つです。

公認会計士試験は、筆記試験・業務補佐経験・修了考査の3つのステップで構成されています。

公認会計士の資格取得には時間がかかりますが、経理のスキルアップには適しているでしょう。

税理士試験

経理のスキルアップを目指すなら、税理士試験にトライするのもおすすめです。

例えば、公認会計士と税理士では細かい業務内容や働く場所、必須となる資格が異なりますが、どちらも会計や税務関連の専門家である点において違いはありません。

税理士試験の特徴は、なんといっても難易度の高さでしょう。

税理士試験は国家試験のなかでも難しい試験の一つであり、合格率20%前後の狭き門です。

また、資格取得に時間のかかる試験としても知られており、税理士を目指すならそれなりの覚悟が必要になります。

参考:令和5年度(第73回)税理士試験結果表(試験地別)

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経理のスキルアップにつながるキャリアパス

ここからは経理のスキルアップを考えている方に向けて、経理職のキャリアパスを紹介します。

キャリアアップへの道筋を整理して、自身の目指す先を明確にしましょう。

経理部長

経理部長は経理部門をまとめる役割を担い、企業の経営状況を分析したり、部署の管理および部下の育成に努めたりするポジションです。

一般的には経理部で3年以上の実務経験を積んだ方のなかから、リーダーに向いている人材が経理部長に任命されます。

IR部門

IRとは「Investor Relations(インベスター・リレーションズ)」の略称で、企業が株主や投資家に対して経営状況や将来の見通しなどを報告する活動を指します。

つまり、IR部門は経理職の広報のようなポジションであり、プレゼンテーション力や語学力などとともに経理の知識を生かせるキャリアパスの一つです。

経営企画部

経営企画部に異動すれば、経営層に近いポジションで経理の仕事に取り組めます。

経営企画部では、企業の経営戦略の立案や経営課題の解決への取り組みをはじめ、IR業務にも携わることが可能です。

財務部門

財務部門とは、企業の資金調達や資金管理を担うポジションです。

財務は経理とは異なり、すでに発生しているお金ではなく、将来必要になるお金に焦点を当てて管理します。

CFO

CFOとは最高財務責任者を意味し、最高経営責任者であるCEOらとともに会社経営をマネジメントするポジションです。

経理の経験と知識はもちろんのこと、会社経営に関する知識や理解が求められるため、CFOを目指す場合は広い視野をもつ必要があります。

会計コンサルティングファーム(FAS)

会計コンサルティングファーム(FAS)とは、企業の財務課題の解決に特化したスペシャリスト集団です。

コンサルティングファームは業界や事業領域によって必要な知識や経験が異なり、会計コンサルティングファームにはM&Aや事業再生に関する幅広い知識が求められます。

フリーランスとして独立

経理のキャリアパスの一つとして、フリーランスとして独立する道もあります。

フリーランス経理はクライアントと業務委託契約を交わし、経理の知識と経験をもとにクライアントの要望に応えなければいけないため、ある程度の実務経験を積んだ方でなければ難しいでしょう。

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まとめ

経理のスキルアップ方法は複数ありますが、まずは経理の実務経験を3年以上積むことをおすすめします。

その後、資格取得やスキルアップセミナーへの参加を視野に入れ、経理のスキルアップを叶えましょう。

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