会計士としてのスキルを評価され、希望年収より300万円UPのオファーを獲得
監査法人から事業会社経理、更なるキャリアアップを希望されて転職
- 年 齢
- 30代後半 / 男性
- 年 収
- 800万円 → 1100万円
弁理士や特許技術者などの知財人材の転職活動では、求人数が少ない、自分の得意分野を活かせる事務所が見つからないなどの理由で躓いてしまうことがあります。その場合、転職を成功させるための強力なサポート役として、転職エージェントの活用がおすすめです。
本記事では、知財人材におすすめの転職エージェントとスカウトサービスを厳選して19社紹介します。
知財に強い転職エージェント3選
サービス名 | 特徴 | 公式サイト |
---|---|---|
【弁護士/知財特化】 |
公式 | |
BEET-AGENT |
【企業の知財部特化】 |
公式 |
LEGAL JOB BOARD |
知財事務所・企業から直接オファーが届くダイレクトリクルーティングサービスと併用して、転職サポートを受けられる。 |
公式 |
目次
知財業界の転職支援実績が豊富な転職エージェントを6社紹介します。これらの転職エージェントは、知財業界での働き方やスキルの活かし方についても詳しいため、キャリアで悩んでいる方でも利用しやすいでしょう。
NO-LIMITは、知財分野で活躍されている弁理士資格をもつ、弁護士や知財人材の転職支援をおこなっています。
求人事務所・企業と求職者の両方を同じアドバイザーが担当する、両手型のサポートが特徴です。これにより、事務所・企業が求める要件と求職者の希望がマッチする求人のみを紹介でき、転職の成功率が高まります。
公式サイト:https://no-limit.careers/
LEGAL JOB BOARDは、弁理士や弁護士、司法書士などの士業専門の求人サイトです。
事務所・企業から直接オファーが届くダイレクトリクルーティングサービスと、転職サポートを受けられるエージェントサービスの2つを利用できます。転職活動の幅が広がり事務所・企業との接点が増えるため、早期の転職につながります。
公式サイト:https://legal-job-board.com/
REX弁理士キャリアは、弁理士・特許事務所・知財人材のための求人サイトです。
弁理士業界の市場動向に詳しいエージェントが、弁理士の転職を徹底サポートします。REX弁理士キャリアでは、単なる求人紹介にとどまらず、5年後・10年後を見据えたキャリアの提案を心掛けています。長期的なキャリアプランを相談したい弁理士の方におすすめです。
公式サイト:https://rex-patent.jp/
知財お仕事ナビは、知財業界専門の求人サイトです。
若手の知財人材や業界未経験の研究開発者の支援に強みがあるので、これから知財業界でのキャリアを構築したい方はチェックしましょう。エージェントサービスに登録することで、選考のアドバイスや面接の日程調整など転職活動のすべての工程をサポートしてもらえます。
公式サイト:https://agent.chizaijuku.com/
SACT弁理士キャリアナビは、弁理士・特許技術者専門の求人サイトです。
知財求人の総数は多くありませんが、一般に出回らないレアな求人や大手企業の求人など質の高い求人を保有しています。未経験でも応募できる求人もあるので、弁理士資格に合格したばかりの技術者などにもおすすめです。
公式サイト:https://sactjp.com/bennrishi-navi/
弁理士・知財転職ナビは、知財領域に特化した求人サイトです。
職種と勤務地、フリーワードで求人をスムーズに検索できます。転職サポートを依頼することで応募書類の添削や面接のアドバイスなどを受けることも可能です。
公式サイト:https://www.benrishi-chizai-navi.com/
企業の知財部や法務部の知財担当としての転職を目指す方には、管理部門の転職に強い以下のエージェント3社がおすすめです。
BEET-AGENTは、知財部や法務部をはじめとする企業の管理部門人材に特化した転職エージェントです。知財部や法務部などの管理部門の働き方に詳しいため、的確なアドバイスとサポートを受けられます。
ミドル層やリーダーポジションの支援に実績があるので、経験豊富な知財人材におすすめです。知財や法務の求人紹介やサポートのほかに市場価値診断も受けられるので公式サイトをチェックしてみましょう。
公式サイト:https://beet-agent.com/
MS Agentは、バックオフィス系人材と士業の転職支援を専門に扱う転職エージェントです。
企業の求人を多く扱っているので、知財部でのキャリアを構築したい知財人材が理想の求人に出会える可能性があります。特化型で30年以上の実績がある老舗のエージェントなので安心してサポートを受けられます。
公式サイト:https://www.jmsc.co.jp/
Huproは、管理部門・士業に強い転職エージェントです。
スピード内定を売りにしているため、転職活動中のレスポンスが早く、求職者自身が手間をかけなくてもよいフローが徹底されています。企業との強固なネットワークもあるので、鮮度の高いリアルな情報を提供してもらえるのも魅力です。
公式サイト:https://hupro-job.com/
経験豊富な弁理士や知財部の管理職経験者などの転職では、ハイクラス人材の転職で実績のあるエージェントを活用しましょう。
Patent Job Agentは、知財業界×年収800万円以上のハイクラス人材をサポートする転職サービスです。
知財業界に精通したヘッドハンターが経験やスキルを活かせるハイクラス求人を紹介しています。特許事務所の所長や企業の知財部のマネジャークラスとのダイレクトネットワークがあるため、他社では見つけられない質の高い求人に出会えます。
公式サイト:https://patentjob-agent.com/
JACリクルートメントは、ハイクラス人材向けの転職エージェントです。
管理職やエグゼクティブ、専門職の領域で高い実績があるので、専門性が高い知財人材におすすめします。業界・職種に精通したコンサルタントは質が高いと定評があり、グローバル企業にも強いので、国際特許を扱う特許事務所やグローバル企業の知財部などへの転職にもマッチするでしょう。
公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/
パソナキャリアは、ハイクラス転職を得意とする転職エージェントです。
年収800万円以上の好条件の求人が多く、転職後の年収アップ率が高いのが特徴です。パソナキャリアだけの限定求人も豊富にあります。
公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/
ムービンストラテジックキャリアは、コンサル業界特化型の転職エージェントです。知財に関する深い知見を活かして、知財戦略コンサルタントとして活躍したい方はチェックしましょう。
コンサル未経験からの転職支援実績も豊富で、内定を得るための選考対策を惜しみなく提供してもらえます。
公式サイト:https://www.movin.co.jp/
スカウト型の転職サービスでは、レジュメを登録することで企業やヘッドハンターからオファーを受け取ることができます。知財人材の転職では、とくに以下のサービスがおすすめです。
ビズリーチは、管理職や専門職などの即戦力人材が集まるスカウト型サービスです。
登録すると、厳選された企業や一定の基準をクリアした優秀なヘッドハンターからオファーを受け取ることができます。直接やり取りすることで効率よく転職活動を進められます。
公式サイト:https://www.bizreach.jp/
リクルートが展開するダイレクトリクルーティングサービスです。
登録したレジュメと掲載求人情報をリクルートダイレクトスカウトが分析し、企業やエージェントに求職者をおすすめしています。そのため、スキルを活かせる企業からオファーが届く可能性が高いのが特徴です。
公式サイト:https://directscout.recruit.co.jp/
dodaXはハイクラス人材向けのスカウトサービスです。
登録してスカウトを待つのはもちろん、dodaXを通して求人に自分で応募することもできます。サービスを併用することで企業との接点が増え、転職の成功率が高まります。
公式サイト:https://doda-x.jp/
知財業界の求人は限定されているため、できるだけ選択肢の幅を広げることで転職の成功率を高められます。求人数が多い総合型の転職エージェントも活用しましょう。
リクルートエージェントは、多様な業界・職種を扱う総合型の転職エージェントです。
特徴はなんといっても求人数の多さであり、30万件以上の非公開求人があります。多彩な求人があるため、企業の知財部や特許事務所のほかに、知財の知見を活かせる驚くキャリアが見つかるかもしれません。
公式サイト:https://www.r-agent.com/
マイナビエージェントはサポートが丁寧で利用者の満足度が高いエージェントです。
専任のアドバイザーと企業担当アドバイザーが協力して転職をサポートしています。転職に不安がある方や転職活動が初めての若手人材におすすめです。
公式サイト:https://mynavi-agent.jp/
dodaは、多数の求人を扱う総合型の求人サイトです。
条件を設定して自分で求人を検索したり、スカウトを受け取ったり、エージェントのサポートを受けたりとさまざまな使い方ができます。親身に相談に乗ってくれるエージェントなので転職の不安や疑問があれば相談してみましょう。
公式サイト:https://doda.jp/
知財業界でのキャリアアップを目指す弁理士や知財人材にとって、転職エージェントを活用することは非常に有益です。
以下に、その具体的な理由を挙げます。
知財業界の専門知識や転職ノウハウをもつエージェントは、求職者のキャリアについて的確なアドバイスを提供しています。
求職者のスキルや経験にもとづき、どのような事務所や企業が適しているかを客観的に評価してもらえるため、自分ひとりでは見落としがちなキャリアパスを発見することができるでしょう。長期的なキャリアプランの相談もできるため、将来の方向性を明確にする手助けとなります。
知財業界は求人が少ないため、自分で求人を探すのは難しい部分があります。転職エージェントを利用すると、事務所・企業とのネットワークを駆使して、求職者の希望や条件にマッチする求人を探して紹介してくれます。
転職エージェントを利用すれば求人情報の収集や応募書類の作成アドバイス、面接の日程調整など多くの手続きや準備をサポートしてもらえます。忙しいなかでも効率的に転職活動を進めることができます。
エージェントが取り扱う求人の中には、一般には公開されていない非公開求人が多数あります。これらの求人はエージェントの紹介でのみ応募できるため競争率が低く、質の高い案件が多いのが特徴です。スムーズに、かつよりよい条件での転職が期待できます。
転職エージェントは事務所・企業とのネットワークを活かし、応募先の詳細な情報をもっています。企業の文化や雰囲気、将来のキャリアパスなど、企業の公式サイトや求人票からは得られない情報を提供してもらえます。これにより、入社後のミスマッチを防ぎ、長く満足して働ける環境を選ぶことができます。
転職において年収交渉は重要ですが、適切な相場を知り、自身の価値を客観的にアピールする必要があるため自分でおこなうのは難しいものです。
転職エージェントに依頼すると、求職者に代わって年収交渉をおこなってくれます。市場の相場をもとに経験やスキルに見合った条件を引き出してくれるため、希望する条件での転職が実現しやすくなります。
弁理士や知財人材が転職を考える際、最適な転職エージェントを選ぶことは成功への第一歩です。適切なエージェントを選ぶための基準について解説します。
転職活動を成功させるためには、業界の特性やニーズを深く理解しているアドバイザーの存在が重要です。
弁理士や知財分野の専門知識をもつアドバイザーが在籍しているエージェントを選ぶことで、スキルや経験を的確に評価し、最適な求人を紹介してもらえます。過去にどの程度の弁理士や知財人材の転職を成功させているか、特許・商標・著作権など各分野の知識があるか、といった点をチェックしましょう。
転職活動をスムーズに進めるためには、エージェントのサポートの充実度と質も非常に重要です。
「個別カウンセリングでキャリアの悩みや希望を丁寧にヒアリングしてくれるか」「応募書類の添削を受けられるか」「模擬面接の実施・面接のアドバイスを提供してくれるか」など、転職活動の各フェーズでどんなサポートを受けられるのかを確認しましょう。求人を紹介して終わりではなく、応募から内定、入社後までのフォローアップ体制が整っているか確認することも大切です。
希望の条件に合った求人を多く扱っているかどうかも重要なポイントです。求人の総保有数が多いだけではなく、希望する業種やポジションの求人が多いことが必要となります。求人事務所・企業の評判や業務内容、待遇などの求人の質についてもよく確認しましょう。
弁理士や知財人材が転職を成功させるためには、以下のポイントを押さえて転職活動を進めることが大切です。
給与や福利厚生などの条件を確認することは必要ですが、それだけでなく企業文化や職場の雰囲気も重視することが大切です。
そのためにはまず、応募先の価値観とビジョンを確認しましょう。それが自分の価値観や希望する働き方に合うかどうか、キャリアの目標と一致しているかを確認する必要があります。
また、面接などで事務所・企業を訪問した際には職場の雰囲気を観察し、快適に働ける環境かどうかを判断することが重要なポイントです。
特許事務所への転職を考える場合、所長や先輩弁理士との相性は職場環境を大きく左右します。
所長の価値観や考え方を見極めるとともに、コミュニケーションのスタイルが自分に合うかどうかを確認しましょう。先輩弁理士からのサポートや指導がどの程度期待できるかといった点も重要なポイントです。面接の際に具体的な事例を聞いて、実際の仕事環境をイメージするとよいでしょう。
知財人材としてこれまでに磨いてきたスキルを最大限に活かせる職場を選ぶことは、キャリアアップの鍵となります。ポイントは専門分野の一致です。自分の専門分野や得意分野が活かせる案件を多く取り扱っている事務所や企業を選ぶことで、自分のスキルを最大限に発揮できる環境で働くことができます。
また、知財領域の技術はすさまじいスピードで日々進化しているので、専門分野における新しい知識や技術を学べる機会が豊富にあるかどうかも重要です。セミナーや研修、社内勉強会などの成長機会が提供されているかを確認しましょう。
知財業界におけるキャリアパスは多岐にわたり、それぞれに魅力と特徴があります。自分の専門性やキャリアの方向性を考慮し、最適な道を選ぶことが重要です。知財人材の転職先としては、大きく分けると以下の4つの選択肢があります。
特許事務所は、知財業務に特化したプロフェッショナルが集まる場所です。クライアントの依頼を受け、特許出願や特許の権利行使に関する助言などをおこないます。
特許事務所で働く大きな魅力は、専門性の深化です。特許に関する高度な専門知識とスキルを習得できます。さまざまな業界や技術分野の案件に携わることができるのも、特許事務所ならではの魅力でしょう。
特許事務所でのキャリアパスとしては専門分野でスキルを磨き続けるほかに、意匠や商標などへのスキル拡張を目指すことが考えられます。所内で昇進し、パートナーになることもキャリアパスのひとつです。弁理士資格がある方や、資格取得を目指している方は、特許事務所での経験をもとに独立開業することも視野に入るでしょう。
企業の知財部門では、自社の技術やブランドを保護するための戦略立案や権利化業務を担当します。知財部門が独立して存在する企業だけでなく、法務部門やその他の部門に所属して知財業務を担当することもあります。
企業の知財部門で働く魅力は、外部専門家の立場ではなく、自社の一員として企業戦略に直接関与できることです。安定した職場環境なので、長期的な視点でキャリアを築けるのも魅力でしょう。
知財部門のキャリアパスとしては、知財マネージャーやディレクターなど上位ポジションへの昇進を目指す道が考えられます。ほかの企業の知財部門に転職し、異なる業界の知見を広げる方法もあります。
数は多くありませんが、法律事務所で活躍する知財人材もいます。
法律事務所では、特許訴訟やライセンス契約の交渉など、法的な観点から知財業務をおこないます。
法律事務所で働く魅力としては、弁護士と協力し、特許訴訟や紛争解決に携われる点です。通常、特許事務所では出願や権利化業務を中心におこなうため、とくに重要な訴訟案件は法律事務所に依頼するケースが一般的です。特許訴訟では技術面の理解や権利化に関する知識が不可欠なので、法律事務所でも弁理士としての知見を活かすことができます。
法律事務所からのキャリアパスとしては、専門性を高める、所内での昇進を目指すといった方法があります。司法試験に合格し、知財専門の弁護士を目指す道も考えられます。通常は特許事務所を主戦場とする弁理士にとって、法律事務所で経験は貴重です。希少性の高い知財人材として人材市場での価値が高まり、大手企業の法務部門に転職するというキャリアも考えられます。
コンサルティングファームでは、クライアントの知財戦略やイノベーション戦略の立案、知財評価などをおこないます。
コンサルティングファームで働く魅力は、知財を活用したビジネス戦略の策定に関与できることです。さまざまな業界や規模の企業に対してコンサルティングを提供する機会が多く、国際的な案件や大型案件に携われることがあるのも魅力です。
キャリアパスとしては、シニアコンサルタントやパートナーを目指す道があります。企業の経営戦略に関わる部門に転職し、知財戦略を実行する立場に移行するのもひとつのキャリアです。独立して知財コンサルティング会社を設立するといった道もあるでしょう。
知財人材の転職をするにあたって、転職市場の現在の動向を把握しておきましょう。
知財業務の遂行には高度な専門知識と実務経験が求められるため、経験者を歓迎する求人が中心となっています。特許法や技術分野に関する深い理解をもつ、即戦力として働ける人材が有利です。
ただし、特許事務所で特許技術者や特許事務など弁理士以外の職種として転職する場合は、未経験でも転職できるケースが多くあります。とくに、技術的なバックグラウンドがある方は評価される可能性が高いでしょう。
近年、特許事務所よりも企業の知財部門で働きたいと考える知財人材が増加しています。これは、企業内でのキャリアパスの多様化や安定した雇用環境・ワークライフバランスを求める傾向が強まっているためです。
知財の重要性に鑑み、自社の知財部門を充実させようとする企業が増えたことも、企業への転職傾向を強める要因となっています。
求人の数としては、転職先の種類にかかわらず少なめです。専門性の高い職種であるため、限定された数のポジションしか存在しないことに起因しています。
また、求人を出す側は求職者に高い専門性を求めるため、採用プロセスが慎重におこなわれる傾向があります。そのため求人があっても、人材要件を満たせなかった場合には採用には至りません。したがって、知財業界での転職はやや難易度が高いといえるでしょう。
転職エージェントのサポートを受けながら、戦略的に転職活動を進めることをおすすめします。
分野としては、とくに機械、ソフトウェア、IT関連の知財人材の需要が高まっています。これらの分野は技術革新が激しく、新たな発明や特許出願が頻繁におこなわれています。
また、企業間の競争が激化している分野でもあるので、これらの分野の知識があると企業の知財部への転職で評価される可能性があります。
知財業界の転職は求人数が少なく人材要件も高いため、簡単ではありません。転職エージェントやスカウトサービスを活用しながら、自分の専門性やキャリアの方向性に合った転職活動をおこなうことが大切です。
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