《決算担当・経理》単なる会計処理を超え、経営的視点の判断力が磨ける環境@東京都新宿区のインターネット系企業
- 企業名
- ニフティ株式会社
- 想定年収
- 480万円〜650万円
- 職種
- 経理(決算担当)
- 勤務地
- 東京都新宿区
SNSマーケティング事業の「パイオニア」として幅広いクライアントニーズに応え、業界をリードし続ける株式会社サイバー・バズ。同社で人事領域の取締役を務める膽畑匡志(いはた・まさし)氏は、サイバーエージェントでも数々の要職を歴任してきた人物だ。
その膽畑氏に、変化し続けるマーケットでの事業戦略や自社のカルチャー、そして今後の未来に向けた自社の目指す姿について語っていただいた。
目次

膽畑 匡志氏(以下、膽畑氏)
当社はもともと、2006年に株式会社サイバーエージェントの子会社として設立されました。当時は、サイバーエージェントが「アメーバブログ(アメブロ)」を立ち上げた時期で、いわゆる「ブロガー」と呼ばれる方々がインフルエンサーの走りとして注目され始めていました。そのブロガーたちが新しいマーケットを創っていく中で、何か新しいビジネスができるのではないかと考え、“ブロガーをマーケティングする”という事業を手掛ける会社としてスタートしたのがサイバー・バズの始まりでした。
その後、時代を経る中でInstagram、X(旧Twitter)、TikTokと、SNSのプラットフォームが次々と派生し、マーケットも急速に拡大していきました。我々もその時流に合わせて事業領域を広げ続け、今ではSNSマーケティングの領域で約20年という、この業界ではかなりの「パイオニア」と言える存在になっています。現在は、2019年にサイバーエージェントから独立し、上場も果たした独立企業としてSNSマーケティング事業を展開しています。
膽畑氏
新しい会社が次々と参入していますが、その多くは「TikTokに強い」「インフルエンサーマーケティングに強い」など、「特化型」の会社となっています。比較して、サイバー・バズは長年の経験を通じて、お客様のニーズに合わせた多様な商品ラインナップを構築してきた「総合型」の会社で、それが最大の強みと言えるでしょう。
SNSに関するニーズに総合的に応えられる実績があり、大手クライアントからも「SNSのことをトータルで任せたい」という信頼をいただいていることが他社との差別化要因になっています。
また、本業のマーケティング事業を軸にしながら、新規事業開拓にも注力していることも大きな特徴です。エンタメ領域でのプラットフォーム運営や人材紹介、男性美容に特化した子会社など、既存の枠にとらわれない多角的な展開を進めています。
膽畑氏
まず、社内に新しいアイデアを生むための仕組みが豊富にあることが挙げられます。定期的な新規事業コンテストや、役員対抗で新規事業案を競い合うといったことも行っています。その環境が、フットワーク軽く新しいドメインに挑戦できる要因と言えるでしょう。
もちろん、すべてのチャレンジが成功するわけではありませんし、撤退した事業も山ほどあります。しかし、我々は事業ポートフォリオを広げたいという強い思いを持って、自分たちの知らないビジネスチャンスをつかむべく、AIなどの新興マーケットを含め、常に「張れるところには張っていく」という姿勢を大切にしています。

膽畑氏
私は2001年に、サイバーエージェントの新卒採用2期生として入社しました。当時の同社は、まだ社員数100人規模の文字通りのベンチャー企業でしたが、そこで私は営業職としてマネージャーや局長まで経験し、子会社の社長という役割も勤務しました。その後はサイバーエージェントの人事業務、組織開発やカルチャー推進という業務を担当しました。
サイバーエージェントに20年ほど在籍した段階で退職を決めたのですが、その際に同社の先輩であった高村(現サイバー・バズ代表取締役社長)から声をかけられ、4年ほど前にサイバー・バズにジョインしたという流れです。
膽畑氏
正直なところ、自分の中で「やりきった感」はまだありませんでした。むしろ、自分の好きな環境がどこにあるかを再認識できたと言えるかもしれません。
サイバーエージェントが100人の組織から1万人、売上高を10億円から1000億円へと拡大していく過程は、私にとって非常にエキサイティングなものでした。一方で、1兆円を10兆円にするようなフェーズは、自分が求めているものではないかもしれないとも感じました。顔と名前が一致する仲間たちと、事業の全貌が見える中で成長を目指すフェーズの方が、自分には向いているし好きだと感じたのです。
膽畑氏
まず大前提として、SNSマーケティングという市場自体が、かつてのインターネット黎明期と同じく成長市場である点です。いわば“上りエスカレーター”のような伸びる市場でビジネスをするのは、何においてもエキサイティングです。昨日まで「Twitter」だったものが一晩で「X」に変わるような、ゲームルールが目まぐるしく変わるこの市場に関しては、確かにしんどい部分もありますが、それを楽しめる気質が私にはあるのだと思います。
そして、サイバーエージェントグループの出身ということもあり、カルチャーが通じていることも大きかったですね。単純に既存の事業を伸ばすだけではなく、「この組織で新しい文化を、会社そのものをつくっていきたい」と思える環境がありました。
膽畑氏
いいえ、学生時代は本当に何も考えていませんでした(笑)。当時は、10年後の未来なんて想像もできなかったですし、むしろ20年先、30年先を見据えて就職先を決めるということ自体が怖かったですね。だったら「明日を自分たちで変えられる」環境、自分のスキルや経験で道を切り拓けるベンチャーのような場所に行きたいという漠然とした思いだけは持っていました。自分が社会に出るときに求めたのは、一年後を自分でつくれる環境だったんです。

膽畑氏
当社のビジョンは「コミュニケーションを価値に変え、世の中を変える。」ことです。コミュニケーションの形は、SNSからAIへとテクノロジーの進歩とともに絶えず変化しています。その変化の中で、自分たちで新しい価値を生み出し、世の中を変えるようなメディアや産業をつくっていきたいという思いが、我々の根幹にはあります。
マーケットルールが激しく変わるという環境においては、常に危機感を持つ必要がある一方で、自分たちの明日も変えられるんだと思える人であれば大きな面白味を感じられるのではないかと、私自身は思っています。
膽畑氏
我々が事業を展開しているマーケットにおいては、製造業のような大規模な設備投資は必要ありません。主に必要なのは人件費やエンジニアリング費であり、数千万円規模から新しいチャレンジが始められるので、金銭的なリスクは低いと言えるでしょう。それ以上に我々が恐れるべきなのは、チャレンジしなかったリスクだと思っています。成長市場にいるのに波に乗り切れない、勝ち切れないことのリスクの方がはるかに大きいと考えています。
仮に子会社化した事業が撤退に追い込まれたとしても、そこで子会社の社長を経験した人材が得た知見や経験は、会社に還元されます。それは決してゼロになるわけではなく、次の成功への糧になります。もちろん、クライアントの案件を預かる以上、リーガルリスクやレピュテーションリスク(炎上リスクなど)には極めてナーバスに対応しています。そこを守った上での攻めの姿勢は、崩したくないですね。
膽畑氏
直近では二つの大きな局面がありました。一つはコロナ禍です。当社の売上の多くを占めていた大手コスメ業界の方々が、外出自粛の影響で大打撃を受け、我々の業績も非常に厳しい時期を過ごしました。
もう一つは、2年前に発生した約20億円の貸倒引当金の計上です。大型取引先の倒産により債権回収ができなくなり、一時は継続企業の前提に関する疑義(GC注記)が付くほどの危機的状況に陥りました。
しかし、昨年にはその問題を完全に解消し、財務状況を正常化させました。現在は体制を整え、今年10月からは再び投資予算を確保して、新たなチャレンジができるステージに戻ってきています。

膽畑氏
一言で言えば、この変化の激しい環境での挑戦を、積極的に「やりたい人」です。単に「完成された会社に入る」のではなく、「どういう会社にしていこうか」を一緒に語れる人。自分の野心を持ち、マーケットに影響を与え、環境そのものを自分でつくっていこうとするチャレンジ精神のある方と一緒に働きたいですね。当社はそうした声が非常に通りやすいカルチャーがありますし、若くして子会社の社長を任せるなど、チャンスはいくらでもあります。
膽畑氏
私たちの悲願は、「誰にでも知られているようなサービスやプロダクトをつくること」です。サイバーエージェントで言えば「アメブロ」や「ABEMA」、リクルートさんで言えば「SUUMO」や「ゼクシィ」のように、業界内だけでなく一般ユーザーの誰もが知っているようなメディアや価値を提供したい。
サイバー・バズという名前を聞けば、誰もがその提供している価値をイメージできる、そんな会社にしていきたいですね。「コミュニケーションを価値に変え、世の中を変える」というビジョンを通じて、世の中の人々が当たり前のように使ってくれるもの、喜んでくれるものをつくり出す。そのチャレンジをこれからも続けていきたいと思っています。

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